リクルーター

2024年1月25日 リクルーター
この記事の監修者:株式会社WHOM 編集部

何を目的にするかで手法は変わる。目的意識を明確にする大切さ。 

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企業の採用活動をサポートするWHOMリクルーター。今回は現役で人材コンサル会社を経営されている吉田さんに、リクルーターとしてどのようなプロジェクトに携わっているか、WHOMでのお仕事について話を伺いました。

吉田 直哉さん
株式会社 ALL IS NEW 代表取締役
大学卒業後、新卒でバーニーズジャパンに入社し、販売職を経験。その後人材最大手リクルートキャリアへ転職。以降一貫して人材ビジネスに従事。累計転職相談者は1万人を超える。また、文化服装学院での非常勤講師や地方創生事業の他、アパレルブランド運営やイベント企画など幅広く活動している。

WHOMのリクルーターという仕事を選んだ背景をお聞かせください。

初めはイベントでWHOMさんを知り、そこから貴社の社員である今原さんにユニオンゲートグループさんの案件をご紹介いただいたことがきっかけでした。私はそのブランドを知っていましたし、なによりアパレル業界の人事コンサル経験もあるのでその強みを活かせると考え、案件をお受けいたしました。また、今原さんの人柄の良さを知っていたことも、WHOMさんの案件をやろうと決めた理由の一つです。

あと実はアパレル業界で外部のリクルーターやコンサルを募集しているところは少ないんです。アパレル業界はもともと人気産業だったので、今まであまり採用にコストをかけてこなかったという歴史があり、今でもその感覚の会社が多いです。なので人事に優秀な人材を配置したり、お金を払ってコンサルに頼むという概念があんまりないところが結構多いんですよ。その結果、採用手法などについても他業界よりも後れをとってしまっている様なところがあります。私はそういったアパレル業界全体の課題も少しずつ解決できればと思っています。

現在はどのような採用支援プロジェクトに携わっていますか?

私が参画した時に、中尾さんが1人で人事を担当されていて多くの求人を抱えていました。そこでまず初めに職種の優先順位付けや採用手法の選択をしていきました。
オペレーションの部分はWHOMの菅野さんにお願いして、私は全体の採用戦略を主に支援していました。また、採用に限らず事業の相談に対して何か貢献できそうな方をお繋ぎしたりもしていましたね。
他にもプロジェクト開始時には、アパレル業界の職種を理解するための勉強会を実施しました。アパレル業界はいろんな職種が多岐にわたってあるので、なかなか採用担当だけだと把握しきれないからです。また、私自身がエージェントとして培ってきた知見をもとに、書類のジャッジポイントや必要スキルの整理なども行いました。そうすることで、現場から求人情報をキャッチアップしていただく際の解像度を上げていただきました。そしてアパレル業界特化のエージェントをお繋ぎし、エージェント向けの説明会も実施しました。その後も都度都度でてくる課題に対して、施策を提案し続けました。

そんな中でも今回一番採用に苦労したポジションは、地方店でのオープニングスタッフでした。地方の販売職かつオープニング日が決まっているという難易度の高い求人でしたので、普通に採用活動をしても取れないだろうと感じ、私は中尾さんに他社が行っていない採用手法を提案しました。その手法は国内のアパレル業界ではまだあまり行われていないので、挑戦する価値があると考えたんです。そしてその結果、無事にオープン前に目標人数を採用することができました。

オペレーションに留まらない採用支援の中で、意識していることはありますか?

採用業務ってリファラルやスカウトなど手法が1人歩きしていると思う事が多いんですが、大切なのは”何を目的にするかで手法は変わってくる”という事です。
今まで幅広く人材コンサルをしてきた中で「何をどうしたいのか」という目的意識のすり合わせを大事にしています。
そこさえ認識がズレていなければ、次にそれを解決するソリューションは何が最適なのかというのをこちらからご提案できるので、その順番だけは絶対間違えないようにしようと意識しています。

リクルーターの仕事でやりがいを感じるポイントを教えてください。

シンプルに「ポジションが充足していくのがやりがい」です。大きい目的で言えば事業貢献ですが、自分たちの存在意義は採用手法を磨いてもらうとかではなく、採用がちゃんとうまくいく状態を作り出して、それをどんどん内製化していってもらえることがベストだと考えています。

WHOMを通じて仕事をして良かったことなどをお聞かせください。

菅野さんにオペレーションを細かく丁寧にやっていたただいたので、自分の価値を最大化することができたと思っています。業務上での困ったことなども菅野さんに相談して解決してもらったことも多々ありました。WHOMさんにお願いしたからこそ、菅野さんと一緒に仕事ができたので良かったです。
また、冒頭にもお話しましたが、アパレル業界の人事系案件は少ないので、こうして参画することができたのも良かったと思っています。

今回吉田さんが担当した株式会社ユニオンゲートグループさんの記事はこちら
https://whom.jp/case/uniongategroup

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