リクルーター

2023年9月1日 リクルーター
この記事の監修者:株式会社WHOM 編集部

経営視点で組織課題を考え採用をサポート。WHOMならではのプロジェクトでキャリアを活かす理由

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企業の採用活動をサポートするWHOMリクルーター。今回は、経営企画や新規事業開発のキャリアを持つ新井さんに、リクルーターとしてどのようなプロジェクトに携わっているか、WHOMでのお仕事について話を伺いました。

新井 健太郎さん
一橋大学卒業。エムスリーのグループ会社数社にて、薬剤師向けのキャリアコンサルタントやM&A先の採用活動、法人営業等に従事。その後、複数社で中途採用や新規事業立ち上げに携わる。2022年に法人を立ち上げ企業の課題解決に取り組む傍ら、WHOMリクルーターとして複数企業の採用プロジェクトに伴走。

WHOMのリクルーターという仕事を選んだ背景をお聞かせください。

これまで、複数の企業で採用活動や事業開発を担当したり、経営企画部門や取締役などの立場に就いたりと、経営視点で多様な業務に携わってきました。2022年からは一つのチャレンジとして法人を立ち上げ、クライアント企業が課題を感じている分野に対しての支援活動をしています。

WHOMリクルーターとなったきっかけは、社員の方にお声がけいただいた中で、企業の採用課題に上流工程から関わる案件に興味を持ったことです。これまでも経営に近い立場から採用をはじめ多岐に渡る業務を担ってきたので、組織課題などを踏まえた幅広い視点で企業の採用をサポートできたらと考えていたことから、参加を決めました。

現在はどのような採用支援プロジェクトに携わっていますか?

現在はWHOMのプロジェクトとして、主に複数企業の採用支援に携わっています。
dely株式会社とのプロジェクトでは、ハイレイヤー層の採用強化に向けた戦略から実行まで広く関わっています。組織再編のタイミングも重なり、経営層と議論を重ね採用ポジションを精査した上で、母集団形成やスカウト活動に取り組んできました。ハイレイヤー層の人材と同じ目線に立ってdely社の魅力を言語化したり、スカウトの送り方を考えたりと工夫を重ね、半年経つ今では平均値に比べて返信率が約二倍に上がり、入社者も出てくるなど成果が形になり始めています。

エンジニア採用支援を行う企業では、スカウト担当のリクルーターと一緒に参画する中で、私は主にプロジェクトマネジメントを担っています。企業と対話を重ねる中で、運用の改善以上に、どういう人材をどのくらい採用するのかを社内ですり合わせる必要性が見えてきました。最初は合意形成に時間をかけ、目標設定からロードマップを作り、今は採用活動のPDCAをまわしながら施策を打ち出しています。スカウトの返信率も上がり始め、お客様にも満足いただける状態になってきたと感じています。

ベンチャーキャピタルの採用プロジェクトでは、経営人材のような特殊なポジションの採用に向け、戦略立案から実際の採用活動までをご支援しています。入り口は採用が困難といった課題でしたが、やはり対話を続ける中で、今後会社として何がしたいのか、その時にどういう人材が必要なのかを明確にしていく必要が出てきました。どういう人材が必要かを地道にブラッシュアップしながら、今まさに人材のイメージを固めている最中です。

プロジェクトによって動き方はさまざまですが、各社の組織課題を考えた上で、そもそもどういった人材が必要か、その人材をどう採用していくかといった合意形成から始め、社内で議論や壁打ちを繰り返しながら採用活動に伴走しています。

オペレーションに留まらない採用支援の中で、意識していることはありますか?

採用活動は目の前の課題に対して作業するだけになりがちな分野でもあるので、どんな問題が起きていて、何を解決するためにやっているのかは常に意識しています。
今のプロジェクトでは経営層や役員の方々と接することも多いので、同じ目線で採用を考え、なぜ組織にこのポジションを置いたのか、なぜこのポジションで採用が発生しているのかを意識しながら、どのように採用課題を解決するかを議論しています。
実際の進め方でいうと、タスクの設計・管理は念入りに行っています。大きなタスクを細分化し、採用チームで何をどうやっていくかの整理ができるような支援を心がけています。

リクルーターの仕事でやりがいを感じるポイントを教えてください。

現在dely株式会社とのプロジェクトではタレントプールを作り始めていますが、どうしたら社内の方に協力してもらえるかを考え、それをタスクに落とし、現場の皆さんと協力して実行していく過程に面白さを感じています。このようにプロセスを踏んでプロジェクトを前に進めていくことが好きなので、大きなやりがいになっています。

企業のフェーズによって、採用が与える影響の大きさは変わってくると思うんです。オペレーションに留まらない関わり方をすることで、そのインパクトをいろんな現場で体感できていますし、自分にとっても新たな学びとなっていると感じます。

WHOMを通じて仕事をして良かったことなどをお聞かせください!

一番は、面白く質の高い案件を紹介していただけることです。一人ではなかなか出会えない企業と働くことができますし、マッチングのプロセスでも自分に合いそうかどうかを考えてもらえたり、相手側との交渉や温度感を調整いただけることもありがたいです。
私は単に作業だけを依頼されるよりも、上手くいってないけど何をどうしたらいいのかわからないといったフェーズから関わることにやりがいを感じるんです。その点、WHOMでは案件紹介時に企業側の背景を共有いただいた上で、どう動くかは一任してもらえるので、企業と壁打ちしていく中で本質的な課題を見出し、自分なりの対応を考え実行していくことができます。

企業によって採用ターゲットやフィールド、抱えている課題はさまざまで、解決する方法も道筋もひとつではありません。今後もクライアントの採用成功に向けて、考え、寄り添いながら伴走し続けていきたいです。

WHOMリクルーターの仕事はどんな人におすすめ?

上流から下流まで、広い工程でプロジェクトに携わることが好きだったり、課題解決に取り組めるような面白い機会に出会いたい人に薦めたいです。また、リクルーターとして幅広い案件に携わりたい方や、レベルアップを志す方にもお薦めできると思います。

今回新井さんが担当したdely株式会社さんの記事はこちら
https://whom-hr.co.jp/case/dely

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