湯浅真氏
HR系ベンチャーにてエンジニア採用(SES)やtoCインサイドセールスを立ち上げから経験。組織への貢献が評価され、全社 MVSを受賞。その後、教育系スタートアップにて経営企画室責任者を務め、事業企画・営業統括・マーケティング・中途採用・イベントPMなど、ゼネラリストとして幅広く活動。33歳で採用支援・代行業務にてフリーランスに転身し、2024年に法人成り。現在は自社でRPO・メディア事業を立ち上げつつ、WHOMリクルーターとしても採用プロジェクトに従事。他、複数社のスタートアップ企業にCOO/CMO/BizDevとして参画中。
目次
ー WHOMのリクルーターという仕事を選んだ背景をお聞かせください。
当時の私はフリーランスで採用支援をしており、自身の得意領域であるエンジニアの採用案件を探していました。そんな時に検索でWHOMさんを見つけて、魅力的なIT案件が複数あったことに興味をもちました。また、他社のRPOサービスは一部のタスクを切り離して依頼している事が多いのですが、WHOMさんではお客様の課題に合わせて自由に提案できる案件が多く、ある程度裁量をもって動けるところに魅力を感じて登録しました。
ー どのような採用支援プロジェクトに携わっていますか?
WHOMさん経由では、HRTech企業でエンジニアの採用支援をさせていただきました。
そこの企業様はリソース不足でスカウトが必要数打てなかったり、エージェントコントロールに時間が割けなかったりと、母集団形成に課題をお持ちでした。
そこでまずは採用オーナーや現場の方と週次で定例ミーティングを実施し、現状数値のレポーティングや次の施策の打診を積極的に行いました。また、採用市場感とエンジニアに対する適切な年収を共有した上で、ターゲットやペルソナの言語化を現場の方と進めました。そしてそのターゲットを軸に、スカウト業務やエージェントの新規開拓、書類のスクリーニングから面談対応まで幅広くサポートさせていただきました。
ー オペレーションに留まらない採用支援の中で、意識していることはありますか?
なにより企業様がどういう組織を作っていこうとしているのかを理解することを大事にしています。そこが定まっていないと、どういう人がどれだけ、何を達成するために必要なのかが見えてこないからです。なので私は一番初めにそこを丁寧にヒアリングするようにしています。
また経験上、事業会社様ではターゲットの言語化・明文化されていないことも多いので、そういった場合には採用担当者全体で共通認識を持てるように意識しています。そうすることで、ターゲットのズレがなくなり、全体の通過率改善にもつながると考えています。
ー リクルーターの仕事でやりがいを感じるポイントを教えてください。
一番は成果が数値に反映された時で、特に母集団形成の改善は自分の影響が大きくでるので、そこが改善ができた時はやりがいを感じます。スカウトやエージェントコントロールなどは、誰が行うかによって結果が変わるので自身の介在意義を数値を通して実感することができるからです。
そして、最終的には企業様が理想としている組織に近づけた時にこの仕事をしていて良かったと思います。
ー WHOMを通じて仕事をして良かったことなどをお聞かせください。
WHOMさんを通さないと関係を持てなかったであろう企業様の案件に参画できたことと、得意領域であるエンジニアの採用支援ができたことです。
また、多くのRPOサービスは、”採用タスクの代行”が多い中で、WHOMさんではもっと上流の根本的なところから起業様の課題に向き合えたので、全体を俯瞰して最適化を考えるのが得意な自分にとっては、他社と比較しても良かった点でした。