「生きる力を、自然から。」をグループビジョンに掲げ、スポーツ合宿などを受け入れる合宿施設の運営や、キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」を運営している株式会社R.project。キャンプ場運営をしている株式会社Recamp、バーベキュー場運営をしている株式会社ヒーローを子会社に持ち、この3社の事業を通じて自然を身近に感じられるような社会を目指し、自然体験の魅力を発信し続けています。今回はそんなR.project社人事総務部の吉井さんに、WHOMの採用支援についてお話しを伺いました。
▼本件の担当リクルーター
株式会社WHOM:中島
WHOM所属リクルーター:さん
支援内容:ターゲット・ペルソナ策定、母集団形成、ダイレクトリクルーティング、日程調整など
人事総務部 吉井 辰仁 氏
東京都八王子市出身。大学卒業後、バンド活動に励む。バンドを解散後、広告代理店営業、ゲーム制作会社にて営業及び広報を経験。
さらに旅館・ホテルを運営する会社に転職し、マルチタスクでの運営を学ぶ。地方での仕事を通じて、地方の活性化こそが日本全体の活性化に繋がると実感する。2016年5月、会社の事業や目指すビジョンに魅力を感じR.projectに入社。
目次
ー 採用支援サービス導入の背景をお聞かせください。
私たちのグループには、合宿事業とキャンプ場の予約システムを運営しているR.projectという会社と、キャンプ場の運営をしているRecamp社、そしてBBQ場・キャンプ場運営を行っているSTEPOUTという会社があります。Recamp社、STEPOUT社には採用担当者が1人いるのですが、その他の採用はすべて私が行っていました。
1人で約16ポジションの日程調整などのオペレーション業務をすべて対応していたので、ダイレクトリクルーティングや新卒採用などの新しい採用施策などにはまったく手が出せない状態となっており、一時期はアルバイトを雇ったりもしていたんですが中々うまく行かず、採用のプロが集まるRPO会社にアウトソースすることになりました。
中でも施設運営責任者ポジションの採用には苦戦しており、プロの力を借りることでなんとか採用したいと考えていました。
ー WHOMの採用支援を選ばれた理由は何でしょうか?
当社の人事責任者である奥野と、WHOMの中島さんが知り合いだったことがきっかけで御社のことを知りました。
WHOMさんは他社とは違って、依頼している領域に強みを持つプロフェッショナルな方を紹介してくれたので魅力を感じました。
今回でいうと、施設運営責任者の採用支援を依頼していたのですが、実際にそういった宿泊事業施設で採用実績のあるリクルーターさんをアサインしてもらえたのでWHOMさんを選びました。他のRPOサービスさんですとこのような領域に特化したリクルーターさんをアサインいただくことは難しいため、単純な作業タスクしか依頼できないのですが、WHOMさんのようにその領域のプロフェッショナルをアサインしてもらえると、社内の採用担当のように背中を預けてリクルーティングできると思い、今回依頼を決めました。
ーWHOMとのプロジェクト開始後の取り組みを教えてください。
まずリクルーターの方と対面でお会いし、業務の内容というよりはお互いのバックボーンなどを話し合うアイスブレイクを実施しました。その時間があったお陰でその後のコミュニケーションがスムーズになり、仕事がやりやすくなった様に感じています。
その上で次の打ち合わせではターゲットやペルソナのすり合わせを実施しました。打ち合わせの中で、採用が難航している合宿施設の運営スタッフのボトルネックが一次選考にあると判明し、通過させる為の定量的な目標を立てた上で、スカウトのターゲットや本数などのKPIを設定していきました。
そして実際に毎週約100通ほどのスカウトを打っていただきながら、反応を見つつ、都度改善のご提案などをいただいていました。例えば、はじめは大手宿泊業の支配人クラスをターゲットにしていたのですが、もっと幅を広げて、宿泊業だけではなく小売りやアパレルの店舗管理経験のある方にも送ってはどうかとご提案いただきました。
結果的にスカウトの反応や応募率はかなり良く、そのポジションだけで1ヵ月に40~50人程面談することができ、スカウトを送れば5人に1人から応募いただけている様な感じでした。
ー 採用支援サービスの活用で、良かったポイントはありますか?
何より自身の本来やるべき仕事の時間が創出できたことですね。
今までは、日程調整などのオペレーション業務に追われてダイレクトリクルーティングや社員面談など他のことに一切手がつけられない状態になっていました。現在も16ポジションの採用を進めていますが、RPOサービスを使っていなかったら複数の媒体に出したり、スカウトを打ったりは出来なかったと思います。採用業務をすべて内製できるほどの予算がない会社にはこのサービスは必須だと感じました。
また、新卒採用もまったく進められていなかったのですが、やっと時間をつくることが出来てきたので、今後は学校訪問などもやっていきたいと考えています。
ー 数ある採用支援サービスの中でも、WHOMを選んで良かった点はどんなところでしょうか?
リクルーターの方の選定が丁寧で、我々の課題感をしっかりヒアリングした上で当社にフィットする方をご紹介いただけた点ですね。実際アサインいただいたリクルーターさんも、コミュニケーション能力が高く、一緒に同じ方向をみて社員の様に支援して下さいました。依頼したことだけをこなすのではなく、自身で課題を見つけてそれに対しての解決案を進んで提案してくれたので、大変助かりました。また、大量にスカウトを送れたことで企業自体の認知も向上し、面談の際にも「こんな良い会社があったんですね」という様なお言葉をいただくことも多々ありました。
ーどんな方に入社してほしいですか?また、貴社の魅力はどんなところでしょうか?
当社ではバリューを6つ掲げており、中でも「自分でハンドルをもつ」という価値観を重視していて、自主的に考えて動いてくれる方と一緒に働きたいと考えています。
私たちはまだまだ発展途上なので、環境が整っていないと動けない、進められないという考え方だと厳しいと思っていて、無いのであれば自分で作っていったり、物事を自身で進めていける方が当社では活躍しています。
また魅力でいうと、グループとしてアウトドア事業全般を営んでいるという、他にはないビジネスモデルを持っているところです。予約サイトのプラットフォームから実際のキャンプ場の運営まで行っているので、さまざまな職種があり、自身のキャリアを広げるチャンスも多くあります。
ー 貴社が目指す組織とは?
先ほどお話しした私たちのビジョンやバリューに心底共感してくれる方々が集まる組織であって欲しいと思いますね。
野球もそうですが、みんなで勝ちたいと思っていないと勝てないので、1人でも「給料だけもらえてればなんでもいい」みたいな人がいると事業成長が難しくなるのではないかと思っています。なのでできるだけビジョンに共感し、同じ価値観を持った人と一緒に組織を作っていきたいですね。