「人と地球をカラフルに」というパーパスのもと、ボディメイクやダイエットに取り組む人に最適な栄養素の食事をお届けするボディメイクフードサブスクリプション事業「Muscle Deli」や高タンパクでヘルシーな食事をケータリング、オードブル、お弁当でご提供する「マッスルケータリング」、一人ひとりの目的や好みに合わせた食事をお届けするカスタムミール事業「YOUR MEAL」を展開する株式会社YOUR MEAL。今回はそんなYOUR MEAL社で代表取締役CEOを担われている、須藤 大輔様に取材を行いました。
株式会社YOUR MEAL公式サイト:https://your-meal.co.jp/
株式会社YOUR MEAL採用ページ:https://your-meal.co.jp/recruit/
▼本件の担当リクルーター
株式会社WHOM:今原
WHOM所属リクルーター:西塔さん
支援内容:リクルーター(採用広報)
株式会社YOUR MEAL 代表取締役CEO 須藤 大輔氏
人材系企業を経た後、楽天株式会社にてグループマネージャーとして事業会社向けにリサーチを軸とし商品開発/事業戦略構築の支援を実施。2017年株式会社アカツキ入社。2018年株式会社アカツキライブエンタテインメントに出向。同年執行役員、翌年に取締役COOとなり、アソビルの立ち上げ、経営に携わる。2021年にMuscle Deli取締役副社長COO就任。2023年より現職。
目次
ー採用支援サービス導入の背景をお聞かせください。
弊社では、世の中の多くの企業が抱えているような応募数の問題やミスマッチといった悩みはなくて。そのような状況の中で私たちが本当にやりたかったのは、採用をきっかけとして社内文化を醸成すること。社内外に向けた情報発信を上手くまとめていく必要があったんです。そこで内外向けの採用広報をやろうとしていたところ、元々繋がりのあったWHOMさんから提案をいただき、ニーズがマッチしたという流れです。
WHOMさんはスケジュール調整や候補者の提示など、私が求めるスピード感に合わせてきちんとフォローしてくれるので助かっています。
加えて、お互いに組織構築の大切さを理解しているというのが大きかったですね。表面的な母集団形成のあとにコンテンツ作成をしましょうといった提案ではなく、私たちが大切にしたい「組織文化づくり」をしっかり理解して、それに見合った人材を提案してくれました。
単に採用を手伝ってもらうというより、一緒に組織を作っていくパートナーとしてWHOMさんにお願いしました。
ーWHOMとのプロジェクト開始後の取り組みを教えてください。
Wantedlyのコンテンツ拡充が目標だったので、最初はコンテンツ作成を依頼しました。そこから組織文化を感じてもらうため、すぐに経営合宿に参加してもらいました。やはり話だけではなく実際に体験した方が理解できると思うので。
並行して、従業員紹介コンテンツの作成やカルチャーデック制作、ホームページリニューアルなども進めました。求めていた役割は採用広報で、会社の文化や言葉を決めて外向けにアウトプットするところまでが一連の内容でした。
制作したカルチャーデックを活用することで、私たち自身がどういう会社なのかを伝えやすくなり、採用ブランディングに繋がりました。面接では誰が話しても会社の本質を伝えられるようになり、求める人材の採用がしやすくなったと感じています。
現在も月60件ほどの応募書類を見ていますが、応募者は私たちのコンテンツをしっかり見てから応募してくれているので、ミスマッチが少なくなっています。
ーWHOMの活用で、良かったポイントはありますか?
細やかなフォローを要所でしてくれるのがとても良かったですね。日常的に常駐というわけではないですが、大事なタイミングできちんとサポートしてくれました。
特に西塔さんは、うちの既存メンバーや業務委託で働いている採用担当者とも相性良く連携してくれたので、私自身はとても満足しています。研修への参加など、かなり内側まで入り込んで活動してくれていました。従業員からも愛されているので、私が間に入って仲介する必要もなく、大変助かっています。
一番良かったのは、私たちの組織文化や価値観を言語化してもらえたことです。私自身の思いやビジョンがカルチャーデックという形で明確になり、これが採用活動で大きな力を発揮しています。特に私のインタビューの部分は、応募者の方々に強く響いているようです。
この言語化された価値観のおかげで、本当に私たちと価値観が合う方に来ていただけるようになり、内定承諾率も大幅に向上しました。年収を下げてでも一緒に働きたいと言ってくれる方々からの応募も増えていて、逆に嬉しい悩みが生まれているほどです。
採用ブランディングに注力することで、単に人を集めるだけでなく、私たち自身も自社の魅力や方向性を再確認できました。こうした取り組みは組織の成長には不可欠だと実感しています。
ーどんな方・会社にWHOMがおすすめですか?
多くの採用支援サービスは単なる人材紹介に近いものですが、WHOMが他と違うのは、採用の根本課題に踏み込むアプローチです。採用で困っている会社は多いですが、その原因は組織文化が形成されていなかったり、形成されていても言語化されていなかったり、外部に伝わっていなかったりすることがほとんど。そういう会社にはWHOMをおすすめします。
特に「どうやって自社の魅力を伝えていったらいいかわからない」という経営者の方にぴったりだと思いますね。私たちも最初は、自分たちの強みや価値観を明確に言語化できていませんでした。WHOMとの取り組みを通じてそれが明確になり、社内外に伝わるようになりました。
また、採用人数だけでなく、会社の根本的な部分から見直せるのが大きな魅力ですね。この規模の会社では内部で組織開発部署を持つのは難しく、外部の力を借りるのが効果的。カルチャーデックやコンテンツ制作を通じて「こんな会社で働きたい」と思ってもらえる採用ブランディングができました。採用だけでなく組織文化の醸成にも役立つので、成長段階の企業には特に価値があると思います。
ーどんな方に入社してほしいですか?
一言で言うと「人生をちゃんと生きている人」と一緒に働きたいです。年齢や経験は関係なくて、その人が今どう生きているか、仕事にどう向き合っているかが大切だと考えていて。仕事を「我慢の時間」だと思っている人は多分弊社とは合わないかなと思います。
うちでは「ワークアズライフ」という考え方がベースにあって、自由に働きながら、ちゃんと楽しむ。もちろん仕事ばかりでなく遊びに行くことだってあるし、そういう柔軟さも含めて、自分の時間を大切にしています。
仕事は基本的にうまくいかないことのほうが多いものなので、その厳しさも含めて前向きに、楽しみながら挑戦できる人と一緒に働けたら嬉しいですね。
ー 貴社の魅力やこだわり、目指す組織とは?
私たちは「愛のある組織」を目指しています。だから社内でも「ラブ」という言葉が自然と飛び交うんですよ。もちろん、ただの優しさではなくて、時には厳しさも含めた「本気の愛」を大事にしています。ユーザーに対しても本気で向き合う、そんなカルチャーです。
今回カルチャーデックを外部のパートナーと一緒に言語化したことで、私たちの想いがより明確になって、実際に経歴がすごい方々からの応募が増えました。たとえば大手企業の元社長クラスの人が「本気で社会を変えようとしている姿勢に共感した」と言ってくれて。年収面での折り合いがつかず断ることもありますが、それでも「この会社で一緒に働きたい」と思ってもらえることがすごく嬉しいです。
ビジョンに共感し、本気で社会課題に挑もうとする人が集まってくる。そんなカルチャーをしっかり打ち出すことが、結果として採用にも良い影響を与えていると実感しています。私たちの「らしさ」が伝わっているんだと思いますね。