リクルーター

2024年10月21日 リクルーター
この記事の監修者:株式会社WHOM 編集部

300社の支援実績を持つリクルーターが語る、変化の激しい新卒採用市場でどう戦っていくのか。

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株式会社AVE代表 舟生 拓未氏
新卒で製薬メーカーに入社し、医師/薬剤師へ自社製品PRや講演会を実施。2社目では大手人材企業で採用コンサルティング・アウトソーシング、営業課長として部下のマネジメント他、自社の新卒・中途採用にも取り組む。3社目では2社目に引き続き、人材系ベンチャー企業で採用コンサルティング・アウトソーシング他、自社の新卒・中途採用にも携わる。その後、人材系ベンチャー企業の取締役として、採用支援(コンサルティング・アウトソーシング)/人材紹介/代理店事業の立ち上げに従事。現在は株式会社AVEを創業、代表取締役として、採用支援を世の中に提供している。

支援企業:株式会社イトーヨーカ堂、株式会社Micoworks

ー WHOMのリクルーターという仕事を選んだ背景をお聞かせください。

2社目で大手人材会社に入社し、それからずっと人のキャリアに関わる仕事をしてきました。そして数年前に起業を決意して、採用支援会社である株式会社AVEを立ち上げました。これまで約300社の採用支援で培ったノウハウを活かし、計画立案から実務遂行までトータルサポートできることが当社の強みです。
しかし、起業初期は社会的信用が薄く、顧客と直接契約することが難しいと考えていたため、実績をつくるためにもWHOMさんにリクルーターとして登録したことがきっかけでした。

ー どのような採用支援プロジェクトに携わっていますか?

主に新卒採用の上流設計から運用までのトータル支援を複数のプロジェクトにて実施しています。昨今は少子高齢化の影響や働き方改革の影響もある為か新卒市場の変化が激しく、単純なナビの掲載やエージェント一本では採用が難しくなっています。スカウトの内容やインターンで差別化し、自社の魅力を学生に分かる様に伝える必要があります。
そこで現在参画しているプロジェクトでは、まずクライアント様の事業や魅力を理解した上で、ターゲットやペルソナ設計に入る様にしています。そうすることで求める学生像の解像度が上がり、スカウトの返信率や内定率の改善に繋げる事ができるからです。
例えばイトーヨーカドー様では、当初スカウトを打つことにマイナスなイメージがあり、これまでダイレクトリクルーティングを積極的にしてきませんでした。しかし、実際にターゲットを選定して、スカウトを送ってみると学生から多くの反響があり、そこから内定承諾にも繋がっています。

ー オペレーションに留まらない採用支援の中で、意識していることはありますか?

契約内容だけに囚われずに、顧客の採用成功を一番に考えて行動することを意識しています。もちろんAVEも株式会社なので無償でなんでもかんでも支援するというわけにはいかないのですが、それでもAVEを選んでくれたクライアント様に対しては誠心誠意対応することを心がけています。
また、クライアント様が大切にしている考え方や企業文化は丁寧にヒアリングして、その意図や背景を考える様にしています。我々の様な外部の人間がその企業のカルチャーを軽んじてはいけないと考えているからです。クライアント様と求職者のどちらもが幸せになれるマッチングを目指して日々仕事しています。

ー リクルーターの仕事でやりがいを感じるポイントを教えてください。

採用という仕事は経営と密接な関係にあり、社会的影響力が大きい仕事だと考えています。しかし近年では、「経営サイドのニーズ変化」、「候補者の志向性変化」、「サービスの多様化」などにより、一筋縄での対応が年々難しくなっており、採用を成功させるためには、これまでの業務に加えノウハウの定期的なブラッシュアップや新たな工数捻出が求められています。そんな不透明な環境化で仕事をする人事の方々を支援し、事業を成長させることがやりがいに繋がっています。特に定量的な成果が出た時や、実際にクライアント様の採用が成功した時は達成感を感じますね。

ー WHOMを通じて仕事をして良かったことなどをお聞かせください。

なにより、契約面や事務的なコミュニケーションを巻き取っていただけるので、自分が得意な採用支援に注力できたことです。
自分ひとりで行うと、どうしてもオペレーションコストがかかり、本来注力すべき業務に割く時間が削られてしまいます。しかし、WHOMさんに登録したことによって、そういった悩みがなくなり、クライアント様に真摯に向き合うことができました。
また、WHOMさんは大手〜スタートアップまで取り扱っている案件が多く、自分に合った案件をご紹介いただけた点も一緒に仕事をして良かった点です。

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