リクルーター

2024年12月27日 リクルーター
この記事の監修者:Honoka Sakai

元エンジニアの経験を活かして外部視点で臨む。企業の「らしさ」を引き出す採用支援

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渡邉皓太氏

新卒で株式会社リクルートに入社。IT業界専属の採用コンサルタントとして、約3年半従事。この期間で「TMP設計」と「ゴールデンサークル理論」を組み合わせた採用ブランディング手法を編み出す。その後IT企業にクラウドエンジニアとして転職し、3年ほどプロジェクトマネージャーやSEとして活躍。2021年9月に独立し、フリーランスとして事業を開始。リクルートとエンジニア経験を活かし、主にエンジニア採用のRPOを行う。案件拡大に伴い、2024年の1月に「株式会社デジタルネイティブ」を設立。さらなる事業拡大に向けて企業の採用支援や新規事業を展開中。

ー WHOMのリクルーターという仕事を選んだ背景をお聞かせください。

WHOMのことは、COOの中島さんの著書を拝見し、SNSをフォローしたことで知りました。早瀬さんともLinkedInでつながっていたこともあり、事業内容をある程度理解していました。そこで自分の強みを活かせそうだと感じたのが、このお仕事を選んだきっかけです。

また、IT業界に特化したRPOを行っていた自分の経験と、早瀬さんと中島さんお二人がIT分野で採用支援をされていたバックグラウンドとの親和性を感じたことも、リクルーター登録を決めた理由の一つです。事例を拝見した際に、企業の経営課題に丁寧に向き合い支援している姿勢に共感し、一緒に仕事ができればと思い、登録させていただきました

ー 現在はどのような採用支援プロジェクトに携わっていますか?

現在は2社担当しています。1社目は、総利用者約5,600万人が登録するレシピ動画サービスを運営する企業です。この企業では、バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニア、SREエンジニア、データエンジニア、モバイルエンジニアといったポジションを中心に、採用戦略の立案から母集団形成、スカウト業務、エージェントコントロールまで一貫して支援しています。私がリクルーターとして入ってから、半年で 4-5人程度採用決定に結びついており、結果として出ているのが嬉しいですね。

2社目は、採用戦略に特化した支援を行っています。具体的には、新卒・中途採用における採用人数の設定、事業計画との整合性を踏まえたポジション設計、採用要件の策定など、採用活動の上流工程部分です。また、採用サイトや候補者向けのピッチ資料といった採用コンテンツの設計・作成もサポートなども実施しております。人事専任の担当者がいないので、社長と二人三脚で頑張っています

ー オペレーションに留まらない採用支援の中で、意識していることはありますか?

とくに意識しているのは「価値発揮」です。具体的には、企業が抱えている潜在的な課題や本質的に解決すべき問題点を見極めたうえで、企業の要望にただ従うのではなく、ゼロベースで最適な解決策を提案することを重視しています。その際、企業の採用目的やゴールから逆算し、長期的に最善の結果をもたらす支援を心がけています。

ーエンジニア採用への高い専門性を活かしていること、成果、顧客満足度を上げるための工夫はされていますか?

エンジニア採用においてとくに意識しているのは、エンジニア視点に立った採用支援です。

例えば、社長がエンジニアの知見を持っておらず、エンジニアの現場との意思疎通が難しいという課題がありました。また、社内にエンジニアにとって魅力的な仕事があるにもかかわらず、それを適切な言葉で伝えられていない点も問題として挙げられていました。

そこで私自身のエンジニア経験を活かし、開発言語や技術の知識を用いて現場のエンジニアとのインタビューやヒアリングを実施、採用要件を明確化。その際、リクルート時代に培った採用ノウハウも組み合わせ、採用要件定義を行い、アプローチの方向性を具体化しました。このように、エンジニアと企業双方の理解を深める支援を行うことで、採用プロセスを円滑に進める成果を上げられました

ー リクルーターの仕事でやりがいを感じるポイントを教えてください。

まずはやはり良い出会いを創出し、企業の課題を解決できた瞬間ですね。企業から「渡邉さんに頼んでよかった」と感謝の言葉をいただくことが何より嬉しいです。そのために、企業が抱える課題を深掘りし、気づいていない魅力を引き出して、それを採用サイトや資料に落とし込むことを意識しています。その結果、企業側が「こんな魅力があったんだ」と再発見することや、候補者にその魅力が適切に伝わり、最適なマッチングが実現する。この一連のプロセスを支援できることにやりがいを感じます。

また、企業の「らしさ」や強みを引き出すことも、やりがいの一つです。外部の視点を持つリクルーターだからこそ、他社と比較しながらその企業ならではの差別化ポイントや強みを見つけられます。どの企業にも魅力的な部分が必ずありますが、社内の人がそれに気づいていないことが多いです。自分の役割は、その企業らしさや独自性を引き出し、それを言語化して伝えること。企業の魅力を候補者に適切に伝えられたとき、この仕事をしていて本当によかったと感じます。

ー WHOMを通じて仕事をして良かったことなどをお聞かせください。

とくに良かったと感じているのは、相談しやすい環境と充実したサポート体制が整っている点です。自分が抱える悩みや不安を気軽に相談できることで、安心して業務に取り組めています。

また、業務の整理や期待値の調整をWHOMが企業との間に入って丁寧にサポートしてくださる点も非常に魅力的です。フリーランスと企業間でありがちな認識のズレや期待値の不一致を防げていて、とても仕事がしやすいです。

さらに、プロジェクト中には定期的に振り返りの場を設けていただき、WHOMが第三者視点で企業様に対して「満足しているか」「期待に応えられているか」をヒアリングしてくださることも非常にありがたいです。この仕組みにより、企業との間で生じる可能性のあるギャップを埋め、双方が満足できる関係を築けています

このようなWHOMのきめ細やかなサポートがあるおかげで、フリーランスとして自分の業務に集中でき、やりがいを持って働けていると感じています。

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