【Micoworks株式会社】ゼロからの新卒採用と採用広報支援。社内にはないナレッジとノウハウの共有
企業と顧客のコミュニケーションを最適化するマーケティングプラットフォーム「(*1)MicoCloud(ミコクラウド)」を開発、提供しているMicoworks株式会社。昨年2023年にはシリーズBにて総額約35億円の資金調達を実施し、現在も急成長中のグローバルカンパニーです。今回はそんなMicoworks社の人事である、徳永様に取材を行いました。
(*1)MicoCloudサービスサイト:https://www.mico-cloud.jp
▼本件の担当リクルーター
株式会社WHOM:早瀬
WHOM所属リクルーター:舟生さん、伊藤さん
支援内容:新卒採用支援、採用広報(記事制作)
目次
▼お話を伺った方
Micoworks株式会社 人材戦略部 採用人事チーム Manager 徳永 綾乃氏
大学卒業後、ファーストリテイリング入社。店長として店舗マネジメントなどの経験を経て転職。IT系ベンチャーとテクノロジー系スタートアップで人事・採用や社内組織構築、広報などまで幅広い分野を担当。2022年9月より現職。
ー 採用支援サービス導入の背景をお聞かせください。
当社は昨年シリーズBにて総額約35億円の資金調達を実施し、事業成長と共に採用数も拡大しています。そんな中、今後は中途採用だけではなく新たに新卒採用や採用広報に力を入れることで、カルチャー醸成に力を入れていこうと考えていました。しかし当時は、新卒や採用広報に注力するためのリソースや知見が社内になかったので、採用支援サービスを導入することにしました。
ー WHOMの採用支援を選ばれた理由は何でしょうか?
契約締結前、WHOMさんにリクルーターさんとの面談を調整いただいたのですが、その時にお会いした舟生さんが知見やノウハウを幅広くもたれていて、この方であればオペレーション業務だけでなく、上流部分から入っていただけそうだと感じました。他社の採用支援サービスも検討していましたが、オペレーションをうまく回していただけるイメージはつくものの、今回は戦略や設計のところから伴走していただける方を探していたので、舟生さんをご紹介いただいたWHOMさんにお願いすることになりました。
ーWHOMとのプロジェクト開始後の取り組みを教えてください。
舟生さんには新卒採用における知見の共有や、スカウトを送るターゲット設定、ペルソナのすり合わせなどから入っていただき、そこから実際にスカウトをお送りいただくところまでご支援いただきました。
しかし実際に新卒採用を進めて行く中で、こちらが任せる業務と欲しい人材のレベル感があっていないと感じるようになり、本当に今新卒採用をすべきなのかという事を経営チームや舟生さんに相談しながら議論を進めていきました。そして改めて情報を整理して検討した結果、現状は中途採用にリソースを注力するということになり、新卒採用は一度進行を見直し、その年は見送る判断をしました。こうした大きな決断をすることが出来たのも、舟生さんに情報を整理いただいた上で、知見やノウハウをインプットいただけたからだと思っています。
また、WHOMさんには上記新卒採用支援の他に、採用広報業務も追加で依頼しました。具体的な依頼内容としては、シリーズBの資金調達のタイミングというのもあり、当社の注目度が高まっていたので、まずは事業の魅力をアピールする記事コンテンツ制作を進めていただきました。当社は「LINEで何かをやっている会社」というイメージをもたれがちなのですが、そうではなく”「会話型コマース」というもっと広い市場を見ていて、コミュニケーション体験を変革することで今後世の中を変えていく会社なんだ”ということを伝えられる記事を依頼しました。また、当社には優秀なエンジニアが多数在籍しているのでそこも打ち出してほしいと、2点を主軸にお願いしていました。
実際には、ご紹介いただいた伊藤さんに記事制作のディレクションに入っていただき、当社の魅力を伝えるコンテンツを月に3本ほど発信していただきました。
企画は当社で考えた上で、伊藤さんが適切なライターをアサインし、スケジュールの管理と原稿のクオリティチェックをしてくれていました。アサインいただいたライターのお2人は、私たちをよく知った上で記事を書こうとして下さったのと、伝えたいことの意図を汲み取り、読者に伝わる表現で記事に落とし込んで下さったので、クオリティの高い記事をアップすることができました。
ー 採用支援サービスの活用で、良かったポイントはありますか?
まず新卒採用支援で良かった点は、外部のスペシャリストに入っていただいたことで、社内の知見やノウハウがアップグレードされたことですね。また、リソースの面でも媒体運用などをまるっとお願いできたので、学生とのコミュニケーションに時間を割く事ができたのは良かった点です。
そして、今回新卒採用を実施するか否かの判断ができたということも、サービスを活用して良かったと思えるポイントです。
採用広報の観点でいうと、リソースの問題から優先度が低く設定されがちな記事制作を、アウトソースすることによってスムーズに進めることができた点です。自社内で進めるとどうしてもライティングにかける時間の確保やクオリティ担保が難しくなってしまうので、依頼して良かったと思いました。
そして、書いて頂いた記事を候補者に送った際に「こんなエンジニアの方と働けるなら話を聞いてみたいと思いました」等、ポジティブな声をいただくことも増えました。他にも社内で記事の共有をすることで会話が盛り上がったりと、社内コミュニケーションが活性化し、インナーブランディングとしても良い効果があったのではないかと思っています。
Micoworks社のnote
ー 数ある採用支援サービスの中でも、WHOMを選んで良かった点はどんなところでしょうか?
新卒採用も採用広報もその領域に精通したレベルの高い方をご紹介いただけたことですね。WHOMを通さなければ出会えない方々だったと思います。また、第三者の観点を入れた上でご提案いただけたので助かりました。
数値的な成果でいうと、業界平均が7%程度といわれるスカウトの返信率ですが、12%と高い成果を出していただきました。総合的にWHOMさんに依頼して良かったと感じています。
ーどんな方に入社してほしいですか?また、貴社の魅力はどんなところでしょうか?
当社は現在成長フェーズにあるので、会社の戦略や方針も常にアップデートし、その変化を楽しみながら取り組んでいただける方と一緒に働きたいです。そして当社はオープンマインドというバリューを掲げており、まわりの意見も尊重しながら自主的に業務を進められる方にぜひご入社いただきたいと思っています。
会社の魅力でいうと、様々なバックグラウンドを持った優秀な人が多く在籍していることと、そういった方々がオープンマインドであり、ギバーであることです。
また、直近1年で社員数も売上も急激に増加しており、自分で仕事やポジションをつくっていけるフェーズの会社なので、チャレンジ精神を持った方には魅力的な会社だと思います。
ー 貴社が目指す組織とは?
当社はアジアNo.1のブランドエンパワーメントカンパニーを2030年のビジョンとして掲げています。私たちのお客様はBtoCの企業様が多く、そういったお客様が生活者様に対してブランドの価値を上手く届けられる様に支援しています。そして国内はもちろん、アジア市場まで広げていきたいと考えているので、引き続きお客様の為に組織のレベルを引き上げていく必要があると考えています。今後グローバルにも展開していくので、オープンマインドかつ、変化に強い柔軟な組織を創っていきたいです。