導入事例

2026年10月16日 導入事例
この記事の監修者:Honoka Sakai

【霞ヶ関キャピタル株式会社】兼任だった採用PRを、専門部署として立ち上げ。ゼロからの採用PR体制構築を支えるパートナーシップ

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東証プライム市場に上場し、物流・ホテル・ヘルスケアなど複数の事業領域を急速に拡大している霞ヶ関キャピタル株式会社。これまで採用部内の兼任で担っていた採用広報を、2026年4月に「採用PR部」として独立させました。

そんな中でWHOMに依頼をいただき、戦略の壁打ちからnote運営などの実務までを伴走。支援開始後は、エントリー数の伸びやnote経由のファン拡大など、着実な成果につながっています。

今回は、採用PR部のご担当者に、立ち上げの背景から半年間の成果までを詳しく伺いました。

霞ヶ関キャピタル株式会社 公式サイト:https://kasumigaseki.co.jp

▼本件の担当リクルーター
株式会社WHOM:中嶋
WHOM所属リクルーター:香坂さん
支援内容:採用広報領域の実務支援(戦略設計、note運営、コンテンツ企画・作成など)

筧 裕樹氏

明治学院大学卒。JAC Recruitmentにて約11年間、日本およびグローバル領域の採用支援に従事。2017年よりJAC Recruitment IndiaのManaging Director(インド法人社長)を務める。帰国後、外資系広告会社マッキャンワールドグループのHRBP等を経て、2024年1月に霞ヶ関キャピタルに入社。人材戦略本部での人事企画・採用を経て、現在は10月より新設されたPR本部にてTalent PR部として同社の成長を牽引する人材の獲得を人事採用部と連携しリードしている。

採用PR部立ち上げの背景

ー採用PR部を立ち上げることになった経緯やきっかけを教えてください。

採用のPRやブランディングに力を入れていこうという話が、昨年頃から社内で出ていたことが立ち上げのきっかけです。当時は採用部の中で兼任として置いている状態だったのですが、片手間だとなかなか進まないため、部署として独立させて切り離すことになりました。立ち上げたのは今年(2026年)の4月です。

ー立ち上げ以前は、採用広報についてどのような課題感をお持ちでしたか?

こちらから攻める仕掛けや戦略的なブランディングができておらず、受け身の対応になっていたことが課題でした。片手間で対応していたため、求人媒体の枠をどう使うか、あるいは上から出た施策をとりあえず実行するという状態が続いていたのが実情です。採用の難易度が年々上がってきているので、自分たちからマーケットに向けて発信し、採用ブランディングを作っていく必要があると感じていました。

ーWHOMにご依頼いただくにあたり、期待されていた点はどのようなことでしょうか?

立ち上げ当初はもう1人メンバーがいたのですが、産休に入ることが決まっており、実質1人で担うことが分かっていたため、戦略を考えたり壁打ちをしたりする相手もいない状況になることが見えていました。そのため、自分の感覚に近く、同じレベル感で戦略を話せる経験者がいてくれたらという期待がありました。

WHOMを選んだ理由と、支援開始までの流れ

ーWHOMをお知りになったきっかけは何でしょうか?

WHOM代表の早瀬さんが、もともと1社目の後輩だったことがきっかけです。プライベートも含めて長く親しくしており、前職でもWHOMさんにお世話になっていたので、現職でも力になっていただこうと考えました。今回、労務領域でご支援いただいている方も、私からおつなぎした形です。

ー数ある支援サービスの中でWHOMをお選びいただいた決め手は、どのようなところでしたか?

労務や採用広報といった専門領域に、ピンポイントで対応できる方を探すのは簡単ではないと感じています。WHOMさんはHRスペシャリストのプラットフォームのような形になっており、そこまで幅広く対応いただけることが決め手になりました。

ー支援はどのように始まり、どのように進めていきましたか?

戦略面の壁打ちや、香坂さんの前職でのご経験を伺いながら進められたことが非常に良く、スタートからとてもスムーズでした。参画いただいたのは5月中旬頃で、そこから半年ほどが経ちます。4月はタクシー広告の開始にともない応募者対応に追われていたのですが、香坂さんが加わってからは、課題の洗い出しや「noteを始めよう」という施策の立案・セッティングなどを一緒に進めていただきました。事前の面談で「この人だな」とすぐに決まったことも、スムーズなスタートにつながったと思います。

ゼロからの立ち上げにおける伴走の実際

ー今回参画されている香坂さんを選ばれた理由は何ですか?

大きく2点あります。1点目は仕事の価値観やコミュニケーションの取り方のフィーリングが合うことです。2点目はお互いの強みを補い合える関係にあることで、私自身はエージェントやリクルーターとしての採用経験には強みがあるのですが、採用広報として外部に発信するノウハウやマーケティングの経験値が不足していました。香坂さんはマーケティング経験や採用広報の実績をお持ちだったため、良い補完関係になれると考え、お願いしました。

ー立ち上げの中で、WHOMに伴走してもらって印象に残っている具体的なエピソードはありますか?

スピード感を持って動いていただける点と、バランス感覚のある人柄が特に印象に残っています。定例ミーティング以外でも、作業が発生すれば対応してくれたり、事前に作成したものをテンポよく共有してくれたりと、動きの速さがやりやすいです。

エモーショナルにならず落ち着いている人柄で、ストレートに言ってしまう私とのバランスをうまく取ってくれていますし、1を伝えれば10を理解してくれるような価値観の近さもあります。「こういうものを作ってみました」「次に向けた提案です」と、単なる作業者ではなく、自分からアレンジや資料作成まで進めてくれるので、非常に助かっています。

ー立ち上げの過程で、特に難しかった・不安だった点はどこですか?

立ち上げて間もないため、走りながら戦略を固めている段階にあることが難しい点です。その中で早い段階からnoteを軸にした発信を始められたことは、大きな支えになっています。不安については、これからやるべきタスクや考えるべきことが次々と出てくるので、それに向き合っていくだけだと捉えており、大きな不安は感じていません。

半年間で実現した成果

ー支援開始前後で、応募数やメディア掲載数などの数値に変化はありましたか?

エントリー数は大きく伸びています。新卒の初年度年収1,400万円という施策が話題になった影響が大きく、応募への反響につながりました。また6月からnoteを開始し、現在は立ち上げて間もないため、走りながらですが、定期的に記事を出せる体制が少しずつ整ってきました。インプレッション数やPV数、スキ数も着実に伸びており、拡大の下地ができてきている実感があります。

ーnote施策には、どのような狙いがありますか?

認知を爆発的に広げて応募を増やすことよりも、当社を知った求職者や、応募を迷っている方に「こういう会社なんだ」と深く理解してもらい、アトラクトするためのツールとして位置付けています。当社のリアルな仕事、カルチャー、人などにフォーカスを当て、候補者自身にマッチするかセルフスクリーニングして頂くという狙いもあります。

WHOMならではの特徴

ーゼロからの立ち上げにあたり、WHOMのどのような関わり方が特に助けになりましたか?

細かい指示をしなくても、自ら動いて成果を出してくれる点に尽きます。外部の方にタスクを切り出して依頼する場合、通常はコミュニケーションコストがかかることが多いのですが、香坂さんは自立したプロフェッショナルとして「これやっておきますね」と動いてくださるため、そうしたコストがほとんどかかりません。

一般的なRPOでは1から10まで指示が必要な場合もありますが、WHOMに登録されている方はフリーランスや副業で自立されている方が多く、ご自身の判断で動いてくださる点が大きな違いだと感じています。「外部だけど外部じゃない」、まさにワンチームで進めている感覚です。

貴社の魅力と、求める人材

ーどのような方にご入社いただきたいと考えていますか?

不動産の枠にとらわれず、自分で事業を作りたいというマインドを持った方に来ていただきたいと考えています。プライム上場企業ではありますが、社内はベンチャー気質で、経営陣も「普通の会社になったら終わり」と話しています。自分の経験を活かして新しい挑戦をしたい方、成し遂げたいことがある方にとって、楽しめる環境だと思います。

ー事業面の魅力についてはいかがでしょうか?

大きく2つあります。1つ目はビジネスモデルのユニークさです。通常のデベロッパーは土地を取得してから開発・売却まで2〜3年かかり、ようやく資金を回収しますが、当社は土地取得後半年でその土地を売却して最初の利益を確保します。その資金を次のプロジェクトに再投資するため、3年間で実質6回転させられる高回転のビジネスモデルを構築しています。さらに、開発期間においてはプロジェクトマネジメント報酬、竣工物件の売却時には成功報酬、運用期間においてはアセットマネジメント報酬といった複数の収益ポイントを確保しています。[明山6] このビジネスモデルにより、ホテルや自動冷凍冷蔵倉庫など、社会課題の解決に資するアセットに高付加価値をつけて提供しています。

2つ目はカルチャーと意思決定のスピード感です。先ほどもお伝えした通り、「チャレンジ」ができる環境の為、年齢、役職、性別などに関わらず、自分が良いと思ったこと、やってみたいことを提案できます。また、無駄な社内稟議や大量の書類作成はなく、意思決定に必要な情報だけで合理的かつ素早く判断します。大企業出身の方が驚くほどの速さで物事が進むため、そうした環境を楽しめる方にはフィットする会社だと思います。

今後目指す組織像と、同じ悩みを持つ企業へのメッセージ

ー今後、採用PR部としてどのような組織を目指していきたいですか?

2〜3人の少数精鋭で、市場に対して質の高いブランディングができる組織を目指しています。noteのようなコンテンツの蓄積に加えて、今後はYouTubeやショート動画などを通じて、リアルな働く姿や大変な部分も含めて可視化し、潜在層へのアトラクトにつなげていきたいと考えています。

ー同じように採用広報の立ち上げや運用に悩まれている企業に向けて、メッセージがあればお聞かせください。

採用PRを専任で置ける企業は少なく、兼任で手が回らないケースが多いと思います。他社の良い取り組みはどんどん真似して取り入れるべきですし、業界の異なる企業同士でも情報交換やコミュニティを通じて高め合っていけたらと思っています。当社でお伝えできる知見があれば、いつでも共有させていただきたいです。

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